お母さんにとって「赤ちゃんの便秘問題」は、必ずと言っていいほどやってくる育児トラブル。
赤ちゃんが便秘のときに大切なのは、出てない期間よりも「赤ちゃんの様子」です。
食欲もあり、機嫌がいい場合は少し様子を見ていても良いですが
- お腹が張っている
- なんだかずっとグズグズ
- 排便時に泣く
- 食欲が落ちる など…
いつもと違った様子であれば、ウンチが溜まってお腹が苦しいサイン!
そんなときは、効果抜群の「綿棒浣腸」を試してみてください(^^)/
目次
綿棒浣腸とは|よく聞くけどどんなものなの?
「綿棒浣腸」とは読んで字のごとく、「綿棒で浣腸=綿棒で赤ちゃんの肛門を刺激し排便を促す事」です。
薬よりも即効性があり、また自宅にあるもので簡単にできるので、赤ちゃんが便秘で苦しんでいる時はオススメの対処法ですよ。
綿棒浣腸のやり方
ここからは「正しい綿棒浣腸のやり方」を紹介します。
綿棒浣腸は自宅にあるもので簡単にできるので、赤ちゃんが便秘で苦しんでいるときに便利ですよ♪
用意するもの
- 大人用綿棒(赤ちゃん用だと奥まで入りすぎて赤ちゃんが痛がる恐れがあります)
- ベビーオイルや白色ワセリン(潤滑剤として使用)
- 新聞や汚れてもいいもの(赤ちゃんのお尻の下に敷きます)
使用前は綿棒を軽くほぐし(指で先っちょをコロコロほぐします)刺激を軽減させてあげてください。
またお尻に入れる際の潤滑剤には、アレルギーが起きる心配がほとんどない「ベビーオイル」や「白色ワセリン」がおすすめ。
「オリーブオイルもOK」と書かれているものも見かけますが、
- 純度の低いオリーブオイル
- 新鮮ではない(開封後時間が経っている)
このようなオリーブオイルはアレルギーやかぶれの原因になるので、あまりおすすめできません。
ワセリンはコスメコーナーでよく見る「Vaseline(ヴァセリン) 」ではなく、純度が高く塗り薬の基材として使用されている「白色ワセリン(日本薬局方・第三類医薬品)」が最適ですよ。
Vaseline(ヴァセリン)は純度があまり高くないので、赤ちゃんや敏感肌の方はカブレてしまうこともあります。
行うタイミング
綿棒浣腸を行う最適なタイミングは、赤ちゃんの腸の動きが活発になる「授乳・食事の30分後くらい」がベスト!
赤ちゃんの様子を見ながら効果的に行いましょう!
赤ちゃんの体勢
仰向け&できるだけリラックスさせてあげ、足を広げながら軽く上に持ち上げます。
両足をM字に持つと、肛門が開いて綿棒が入りやすいですよ。
綿棒浣腸の手順
全ての準備が整ったら、ベストタイミングを狙い手順に沿って実際に綿棒浣腸を行ってみましょう!
- 新聞やタオルなど、ウンチで汚れてもいいものの上に赤ちゃんを寝かせる
- 綿棒を軽くほぐし、ベビーオイルやワセリンで十分に湿らせ、肛門の回りにあて滑りを良くする
- 綿棒の綿があるところまでゆっくりと肛門に挿入
- 優しく円を描くようにクルクルと回す(前後もOK)
上記手順を15秒ほど続け、変化がなければ優しく綿棒を出し入れしてみてくださいね。
どうですか?
赤ちゃんのウンチは出てきたでしょうか?
私は長女が便秘になり悩んだ時にこの綿棒浣腸を試してみたのですが、効果テキメンでした!
ただし効果はあったのですが、ついつい気になって覗き込んでしまい、手や髪・服にウンチが飛び散ったのは遠い日の思い出…(苦笑)
綿棒浣腸をする時の注意点ってある?
綿棒浣腸は家庭で出来る簡単な処置ですが、綿棒浣腸をしてもウンチが出ないときは頻繁に行ったり強く刺激することはしないでください。
なかなかウンチが出てこない場合は、肛門付近の便が固まっている可能性もあります。
固い便を綿棒で掻き出してあげられるといいのですが、これは肛門を傷つける可能性があるので絶対に行わないで下さい。
また、頻繁に綿棒浣腸を行うことは赤ちゃんにとって負担がかかってしまいます。
綿棒浣腸を行う頻度は「一回2分程度」「一日3回くらいまで」にしましょう。
便秘の慢性化を防ぎ、排便リズムをつけてあげよう
綿棒浣腸でウンチを出すことについて「赤ちゃんにとって癖になるんじゃないの?」と心配する人がいると思います。
しかし、便がお腹に溜まっている状態のほうが「便秘の慢性化に繋がり体に良くない」と友人の看護師に教わりました。
- 溜まりがちなウンチを排便できる
- 決まった時間に行うことで排便リズムがつく
- いきみ方みたいなものも覚えてくれる
赤ちゃんが「便秘かな?」と感じたときは、お母さんが綿棒浣腸を適度に行い、排便リズムが整った快便さんに導いてあげましょうね♪
「赤ちゃんの便秘に綿棒浣腸」まとめ
私は赤ちゃんの頃、便秘で母を悩ませていたそうです。
そんなとき、近所のお母さん的な人(笑)から教わったのが「キャラメル浣腸」
確かに食べ物だし安全っぽいですよね。
温かい体温でキャラメルが溶け出し、適度にお尻を刺激させ排便を促すには最適だったみたいです。
しかしこれはあくまでも私の幼少期時代の話!
最近ではこのキャラメル浣腸、キャラメルに含まれる牛乳のアレルギーがある場合、アナフィラキシーショックを引き起こし最悪の場合は死に至るケースもあると言われています。
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