赤ちゃんや子供の誤飲はいつからいつまで?予防最前線は収納や片付け

みほ先生
今回は「赤ちゃんの誤飲がいつまで続くのか?」「誤飲事故を防ぐ収納・片付けの心得」をお話したいと思います。

赤ちゃんが何でも口に入れたり舐めたりする動作は、しっかりと成長している証。

しかしちょっと目を離した隙に色々なものを手にしていて、毎日「ヒヤヒヤ&ドキドキ」の連続ですよね。

「この動作、いつまでやるんだろう・・・」こんな疑問を持っているお母さんも少なくないハズ!

我が家の5歳児は、目を離すと未だに色々なものを口に入れています・・・(涙)

赤ちゃんや子供の誤飲はいつまで続く?

みほ先生
赤ちゃんの誤飲・誤食が始まるのは生後5〜6ヶ月頃から。

この時期から腰がしっかりしてきてお座りが始まり、視野がぐっと広がる事から様々なものに興味を示して触ろうとします。

物を掴む力も徐々に強くなってきているので、興味を持ったものをすぐに口に入れようとしますよ。

誤飲が始まる生後5〜6ヶ月頃の赤ちゃんは「掴んだ物を何でも口に入れる」習性があります。

みほ先生
身近にあるものには何でも手を伸ばして触り、そして口に入れて確認作業を行うんです。

こうして、自分の身近にある物を覚えていっているのですね。

そして生後7〜8ヶ月になるとズリバイやハイハイが始まり、これまで以上に色々な物が目につくので誤飲の事故が最も多くなる時期。

みほ先生
ここから一歳ぐらいまでこの調子が続きますが、お母さんや大人の話が聞けるようになってくる「一歳半~二歳」ぐらいで一段落しますよ。

まだ少し危なっかしいですが、「なんでもかんでも口に入れてしまう」から「食べ物に似たものを口に入れる」に変化していきますよ。

そうして三歳にもなると「これは食べ物じゃない」と自己判断が出来るようになってくるので、だいたいの子供で誤飲が落ち着いてくる年齢となるでしょう。

みほ先生
我が家では、ちょうどうつ伏せで遊ぶようになった6ヶ月過ぎ頃からカーペットのゴミ拾い&ゴミ食べをしてくれるようになりました(汗)

色の濃いカーペットなので白い毛玉などはよく目に入ったよう。

つまんでは口に入れ、その度に口を開けさせてゴミを取り出すの繰り返しでした。(笑)

ちなみに誤飲事故の第一位はタバコ。

時代が変わって禁煙が主流になってきても、タバコは長年に渡ってトップを独走しているようです。

みほ先生
愛煙家のいるご家庭では特に注意が必要ですね。

赤ちゃんの誤飲を防ぐ心得

みほ先生
誤飲事故の原因はズバリ「大人」!!

赤ちゃんが誤飲してしまうのは「口に入れてどんな物か確認をする」という大事な成長過程である「興味心」のせい。

「口に入れること→誤飲」となるだけで、これはイタズラでもなんでもありませんよ!

お口の中に物を入れてしまった赤ちゃんや子供を叱るより先に、赤ちゃんが住んでいる住環境が安全かどうか確かめて、整理整頓を心掛けましょう。

みほ先生
赤ちゃんや子供は悪くない!誤飲の原因は「大人である自分たちの心掛け不足」

大人より目線が遥かに低い子供は、大人が普段見落としている物もよーく見えています。

ハイハイが始まる頃の赤ちゃんは「カーペット掃除の天才!?」というほど、小さな物や細かいゴミなどを見つけては口に入れますよ。

「赤ちゃんのようにハイハイで家の中をくまなく点検…」とまでは行きませんが、同じ目線や子供が注視している箇所を重点的に自分が普段あまり目をやらないところや低い位置を良く見ることが誤飲防止に繋がります

みほ先生
よく観察してみて!整理整頓のヒントは「赤ちゃんや子供が毎日教えてくれている」んです☆

我が家の場合は、一緒に遊んでいる時に子供の行動から危険な物や場所が見つかり、その度に整理整頓や部屋の模様替えを行ってきました。

親の片付け方が甘いと、子供達はまた別な方法で引っ張り出したり見つけ出したりしますよ。

誤飲をしてしまったときに、むやみに怒ったり叱ったりしても赤ちゃんや幼い子供は意味が分かりません。

ただただ怖い思いをして、親との信頼関係が築きにくくなってしまう原因になってしまいます。

誤飲したときはあまりガミガミ怒らず、この時期は「子供と根比べ、知恵比べだ」と思って過ごしてみるのもポイント。

みほ先生
「あちゃ~!また一本やられたかぁ~!!」という感覚でOK。負けじとこちらも対策を練りましょう(笑)

誤飲を防ぐ収納テク

みほ先生
赤ちゃんの誤飲防止のために、収納を工夫する事はとても大事!

参考になるか分かりませんが、我が家の収納&安全対策を紹介しますね。

子供がいる安全スペースを常に確保!

我が家で大活躍しているアイテムは、ベビーベッド&ベビーサークルです。

リビング横にそのまま繋がって和室があるので、ベビーサークルはリビングと和室を仕切るものとして設置しました。

このスペースの中には「子供のおもちゃ・本」以外は一切置いていません。(口の中に入りそうな小さなおもちゃも置いていません)

みほ先生
窓枠などの危ない角は全部ガードを付け、思い切って一室「遊び専用の部屋」にしてしまったんです。

完全に「遊び専用の部屋」になっているので子供たちはリビングへ出てくる用事もなく、お姉ちゃんと黙々と遊んでいますよ。

またベビーベッドは、上二人がおもちゃを投げたり踏んでしまったりということがないよう、赤ちゃんの安全な場所としてキッチンから良く見える場所へ配置しました。

みほ先生
部屋を分離すると片付ける場所が完全に決まっているので毎日の整理が楽チン(笑)ママも笑顔になれますよ♪

見える場所で子供を遊ばせる

我が家はカウンターキッチン。

料理をしていても和室にいる子供たちの様子がしっかり見れるので、邪魔されることもなく安心して家事をする事ができています。

お母さんが一番いることの多い「キッチン」から子供の様子が見えることが大切ですよ♪

  • 常に大人の目がある場所で遊ばせる
  • 部屋ごとにおもちゃを分散させず一つの部屋にまとめる

上記二つが、一つの場所で長く飽きずに安全に遊ばせることができる重要ポイントです。

目に触れさせない

そして我が家の収納のもう一つの基本は「目に触れさせない事」

みほ先生
子供の興味はとても強く「親が持っている物、使っている物は触りたい!」と大騒ぎします。

ですので万が一子供のスペースから出て来ても大丈夫なように、細々した物や大事な物は高い場所へ収納して目に触れさせないようにしていますよ。

しかしこの「目に触れさせない事」はお母さん一人では限界が・・・。

みほ先生
大切な我が子のためにも、お父さんや上の子にもしっかり話をして協力してもらいましょうね。

私は上記の工夫以外にも「起きてきたらまずは部屋の安全確認」を行うことを自分で自分に義務付けています(笑)

  • 遊び専用部屋に危ないものが落ちていないか
  • テーブルや床に危険なものが置きっぱなしになっていないか
  • 子供たち起きてくる前に軽くモップ掛けをして小さなごみなどを取り除く

などを毎日やってますよ。

この義務図けにより「主人が無くしてしまったUSBメモリーのキャップ」や「お姉ちゃんが落としていたビーズ」、「ズボンから落ちてしまっていた小銭」など…書ききれないくらい色々なものを発見し「先に見つけて良かった」と胸をなでおろした経験があります。

みほ先生
朝ご飯を作り出す前に、皆さんも良かったら試してみてくださいね!

「赤ちゃんや子供の誤飲」まとめ

時が経ち、成長すれば聞き訳も出来てきますが、小さいうちの「あれもダメ!これもダメ!」はやっぱりかわいそうですよね。

「どうせなら思い切り集中して遊ばせてあげたい!」子供の遊びは大人の仕事と同じぐらい重要なこと。

幼い子供の興味や関心を削ぎ落とさずに「いかに安全を確保してあげた住環境を作るのか」を親としてしっかり考えてあげましょう。

みほ先生

元ドラマー&三人娘の母。音楽とハンドメイドが趣味で、娘たちと演奏しながら歌ったり、バッグや小物類を作るのが得意。調剤事務管理士として薬局に勤めていた経験や三人娘の育児体験を生かし、育児や健康・美容系など様々なジャンルを書くフリーランスのwebライターです。

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