あなたの「仕事を辞めたい」理由はなんですか?
仕事が楽しくない?
同じ部署に嫌いな人がいる?
給料が安い?
様々な理由があると思いますが、あなたが「仕事を辞めたい」と思う理由が果たして仕事を辞めてしまって良いのか辞めないほうが良いのかで判断に苦しむこともあるでしょう。
「仕事を辞めたい」と思い至って辞めてから後悔しないように、今回はその様々な理由からどの様に判断して仕事をやめるべきか続けるべきかどうかを考えていきたいと思います。
目次
なぜ仕事を辞めたいと思うのか
あなたも「仕事に行きたくない」とか「あの人は苦手」とか「給料がもっと多ければな」というようなことを思ったことがあるのではないでしょうか。
仕事をしていると毎日のように少しずつす小さなストレスを受けていることでしょう。
「仕事を辞めたい」という気持ちはある日突然に湧き上がってくるのではなく、そのような小さなストレスが折り重なって、大きなストレスとなり我慢の限界に達した時に「仕事を辞めたい」という気持ちになっていく事が多いようです。
つまり、「仕事を辞めたい」と思う理由は1つだけではなく、様々な理由から「仕事を辞めたい」という気持ちになっていく事が多いのだということがわかります。
そこで、「仕事を辞めたい」と思った時には、なぜ仕事を辞めたいと思ったのかその理由を箇条書きでいいので書いてみましょう。
今思っていることを全て書き出してみるのです。
「こんな些細なことでは仕事を辞める理由になんてならないよ」なんて思っていることも全て、今の仕事に対して嫌だと思っていることを全て書き出してみましょう。
なぜ全てを書き出すのか。
それは「仕事を辞めたい」理由を理由を見つめ直し原因を突き止めることが出来なければ、仕事を辞めずに続けるための解決策を見つけることが困難になるためです。
辞めたい理由の重要度を明確にする
「仕事を辞めたい」理由を書き出したら、「仕事が嫌だ」と思う理由それぞれの優先順位を決めていきましょう。
その中で
例えば
- この問題が解消できなければ仕事を続けることが出来ない
- 解消することが難しそうなもの
- どうしても譲れないもの
などの優先順位の高いものをピックアップします。
なぜ優先順位の高いものをピックアップするのかというと、これら優先順位の高い理由が解消されることによって仕事を続けることが出来るかもしれないからです。
時間の経過とともに解消されるものとそうでないもの
辞めたい理由として優先順位の高いものがわかってきたら、それが時間の経過とともに解消できるような問題なのかを考えてみましょう。
例えば、直属の上司がどうしても嫌という人もいるでしょう。
その場合、将来上司か自分が転属する可能性があるかどうかを考えてみます。
また、職場の雰囲気が嫌という人もいるかもしれません。
新入社員や中途採用などによって、新しく入ってきた人の影響で職場の雰囲気がガラッと変わることも考えられます。
会社が定期的に人員募集をしているかどうかをも問題の解消の糸口になる可能性の1つとして想定しておくのも良いでしょう。
自分に改善の余地があるかどうか
時間の経過によって解消するというような理由でない場合で「仕事を辞めたい」と思い転職したとして、次の職場でそれは解消ができるのかどうかということも考えてみましょう。
例えば
- 労働時間が長い
- 仕事に興味がわかない
- 将来の展望が見えない
などのようなものです。
このような理由は、他の仕事に転職したとしても嫌なところが目についてしまいがちです。
また同じような理由で「仕事を辞めたい」と思うことになるのではないでしょうか。
根本的なところで、自分が何をしたいのかという将来の展望を描けていないことで、今の仕事に対して「仕事を辞めたい」と思っているのかもしれません。
上記に上げた例を考えてみると労働時間が長いというのは、効率的に仕事をこなしていくことで残業時間を減らすことが出来ないのか。
とか、仕事に興味がわかないというのは仕事に対して様々な工夫をしてみたのか。
など改善できる余地が無いのかもう一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。
過度のストレスによって心身の不調が疑われるようなとき
ストレスの大半が人間関係によるものだと言われています。
修復が不可能なほどに人間関係が悪くなった人と、自分か相手が辞めるまで付き合わなくてはならない場合に心身に不調を来たすことがあります。
また、効率的に仕事をしていても労働時間が長くなってしまうような場合も同様なことが起きる可能性があります。
このような場合は、仕事を辞めたほうが建設的なのかもしれません。
まとめ
「仕事を辞める」と思った時に、その理由について改善できる余地はあるのかどうかを見極めてから退職しても遅くはありません。
「急いては事を仕損じる」という言葉が表している通り、「仕事を辞めたい」理由をもう一度しっかり見つめ直して改善できないのかどうかを考えてみましょう。
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