妊娠中は体の変化についていくだけでも大変ですが「第2子の妊娠中」って想像していた以上に大変ですよね。
上の子の時はこんなにイライラしたり、悲しくなったり、不安になったりしなかったのにどうして!?
なんて心配しているお母さん、本当に毎日お疲れ様です。
まずは大きく深呼吸をして、落ち着いてください。
その「イライラ」は妊娠中の体の変化によって起こっているだけで、お母さんはなんにも悪くないんですよ。
私は三人の娘を出産していますが、本当に毎日イライラしたり落ち込んだりしていました…でも、産んでしまえばなんとかなるんです!(笑)
イライラの原因や対処法を知って、笑顔いっぱい・素敵なマタニティーライフを送りましょう。
目次
妊娠中育児にイライラする原因を知って自分を俯瞰しよう
「自分を俯瞰~ふかん~してみよう」なんていうと少し言葉が難しくなってしまうのですが、俯瞰とは・・・
高い所から見下ろし眺めること。
引用:goo辞書
今、自分がイライラしていること・ストレスになっていることを、一度高い位置から見下ろす気持ちで眺めてみてください。
幽体離脱した気持ちで、今の自分を第三者の目線で空の上から眺めてみましょう。
- 目の前の家事や育児で手がいっぱいになっていませんか?
- 子供が上手くいかなかったこと・失敗したことで頭がパンクしそうになっていませんか?
- 二人目のお母さんになるんだから「もっと完璧にこなさなくては!」と思っていませんか?
もちろん目の前で起こっていることを、どんどん片付けていくことも大切です。
しかしまずは「自分が妊娠中である」という現実と「妊娠が原因で起こるイライラ」をしっかりと理解し「こんな気持ちになるのは妊娠中だからだ」と見つめ直すことで、少し心にゆとりを持つことを始めましょう。
ホルモンの影響によるイライラ
女性の体は妊娠すると、女性ホルモンの急激な分泌増加により体内のホルモンバランスが変化します。
これにより、普段だったら何とも思わないことが気になって不安になったり、イライラしたり落ち込んでしまうことが多いのです。
少しイライラしてしまっても「私今妊娠中だからイライラしやすいんだもん、しょうがない♪」と軽く考えるようにしましょう。
妊娠初期のイライラ
つわりで気持ちが悪かったり、眠かったり、気分が晴れなかったりすると、何をする気にもなれずにイライラ。
私はつわり真っただ中の時、夏に小学校から帰宅した長女の運動靴が臭かったことに腹をたて、夫が引くぐらい長女にキレてしまったことがあります…(苦笑)
今「つわりがきつい」と言うことを、お父さんや子供たちにしっかりと伝えて協力を求めましょう。
これを食べると気分が良くなる・少し横になると楽になるなど、つわりが楽に感じる方法を見つけるのも一つの手ですよ。
私は次女妊娠中はとにかく「ソルティライチ」というジュースが美味しくて美味しくて、気持ちが悪くなるとひたすら飲んでいました(笑)
上の子のお世話でイライラ
近くに頼りになる人はいませんか?
実家のお母さんやお義母さまとの関係が良好であれば上手に甘えて、上の子のお世話を頼んでみて下さい。
きっと喜んでお手伝いして下さると思いますよ。
ただしあまり良い関係でない場合は、無理して頼んでもお母さんのストレスになってしまいます。
そんな場合は、保健所や地域子育て支援センター・保育所・ファミリーサポートなどを活用しましょう。
あとは近くの幼稚園や保育園の園庭開放などを利用し、イベントに参加してお母さんと子供さんの気持ちを楽にするのもいいです。
児童館なんかもいいですね♪
私は三女を妊娠したとき、知らない地域に引っ越しをしたばかり。
知り合いは一人もおらず、幼い次女と二人きりの生活に息が詰まってとてもしんどいと感じていました。
(当時長女はもう小学生だったので次女と二人きりです)
そんな時、近所の保育園が園庭開放をしていることを地域の広報誌で知り、子供のストレス発散と人見知り解消のため思い切って参加!
そうすると、私と同じように妊娠中のお母さんや、歳の近い子供を持つお母さんと出会うことができて、週に一回の園庭開放が「私と次女の楽しみな日」に変わっていきました。
また幼稚園や保育園の先生は「育児のプロ」なので、育児相談にも乗ってくれるのがとても助かりました。
上の子との距離をほどよく保ち、自分の時間を持つことで、リラックスできる時間ができると良いですね。
お父さんの態度にイライラ
自分は妊娠中で大変な思いをしているのに、マイペースにお菓子を食べたりゲームをしたりする夫…本当にイライラしてしまいますよね。
実は私の夫はかなりのゲーマー。
お菓子を食べてボロボロこぼしながらゲームする後ろ姿に、思いっきり蹴りをかましたくなるほどイライラしっぱなしでした(笑)
でもこればっかりは「男性と女性の違いなんだ」と割り切ることが大切ですよ。
だってパパにママを求めても、それは無理ですしね(笑)
男の人ってそんなに器用にはできてないので、育児なんて大変な仕事はきっと無理なんです。
ちょっと寂しいかもしれませんが「出産・育児はママの特権」だと考えるようにしましょう。
でも一人で思い悩むのはやめてくださいね。
妊娠中でイライラしているからこそ、お父さんの小さな行動一つ一つがストレスに感じてしまっています。
私の場合は少しのことでも「妊娠中は体調が優れないから、こうやって小さなことを助けてくれるのが本当に助かる!いつも仕事忙しいのに本当にありがとう。すごく嬉しい!」ってわざとらしく毎回言ってました。
すると照れながら「こんなぐらい誰でもするわ!」なんて言って、当たり前のようにしてくれるようになっていきましたよ。
男って単純ですよね、褒めてあげて尊敬の態度を取れば、ちょちょいのちょいです!!(笑)
「妊娠中でしんどいんだから手伝ってくれてあたり前でしょ!」なんて態度は絶対に出さず、お父さんが気持ちよく家事・育児に参加できるようにお母さんも工夫してくださいね♪
妊娠後期のイライラ
妊娠後期になると、自分の体が自分じゃないくらいに大きくなるので、それだけでも本当に大変です。
お父さんに手伝ってもらいながら、無理せずゆっくりと行動するように心掛けましょう。
少しずつ出産に向けた準備もして、産後のシュミレーションを頭の中で描きながら不安を減らしていけると良いですね。
上の子のお世話を誰に頼むか・お願いしたいこと・準備物をまとめておくと安心です。
そしていざとなったら、思い切ってさぼっちゃいましょう。
- お料理しなくてもお弁当やお総菜でもOK
- お洗濯だってちょっとたまったくらいはOK
- お掃除もサボっちゃってOK
自分に沢山のOKを出してどんどん許してあげて下さい。
かわいい赤ちゃんに会えるまで、あともうちょっとですよ(^◇^)
妊娠中のストレス解消は寝る&寝る、そして寝るand more…
妊娠中は体が疲れやすく、とにかく眠たいです。
起きてなにかしようにも体が重たくて動きにくい!
そんな時は「隙あらば寝る作戦」を実施しましょう(笑)
私は妊娠後期に入ると「とにかくイライラしたら寝る」という行動を徹底していました(笑)
子供が起きている間に家事を済ませて、長女が寝れば私も寝る・次女が寝れば私も寝る・イライラしたら布団に転がって一息つく…毎日こんな感じで過ごしていましたよ。
寝るとイライラがひと段落して「別にいっか」って気持ちになれるんです。
この行動を私は「寝逃げ」という風に称しています(こんな言葉あるのかな?知りませんが・・・)
寝る時間が減るのは本当に辛いので「子供が寝てから家事をしよう」は私はあまりおススメしません。
私が妊娠中にしていた行動はこんな感じ。
- 子供が起きている間に遊びながら適当に家事をこなす
- 夕食の準備は昼食後の片付けと同時に簡単なものを作る
- 食事は一汁一菜で問題なし
- 水遊びがてら子供にお風呂掃除をしてもらう
- 家事の開始時間を決めない、一日の中のどっかですれば良し
- 買い物はもっぱらネットスーパー、だって歩くのしんどいもん
とにかく自分が動かなくて良い方法&楽な方法で毎日をやり過ごし、暇さえあればゴロゴロして寝ちゃっていました。
子供とお昼寝をして起きたら、少しお散歩に出て気分転換。
あとは帰宅して温めるだけで夕食が食べられるので、このような生活を送るようにしたら、本当に気持ちが楽になりましたよ(笑)
ただしストレス解消法は人それぞれ。
私のように家事を楽にすることや寝ることがストレス解消になる人もいるでしょう。
でも、いい加減な家事をしていることがストレスになる人もいます。
- 散歩に出掛ける
- 読書をする
- カラオケに行く
- 思いっきり買い物をする
- 友達とたくさん話をする
- 自分だけ良いものを飲み食いする…
ストレス解消法は人それぞれ、とにかく何でもいいんです。
自分が居心地が良い・気持ちがスッキリとすると思う行動をたくさん自分にしてあげることを心掛けてください。
家事をする理由を「ご褒美タイムを手に入れるため!!」と思うのも良いですよ♡
そして「私は妊娠中なのにこんなに家事・育児を頑張っていて凄い!」とめいいっぱい褒めてあげましょう。
自分はダメなお母さんとか、どうしてこんなに嫌なことばかり起きるんだろう・・・と自分で自分を責めることを卒業することが、イライラとさよならできる一番の近道です。
「第2子妊娠中の育児ストレス・イライラ」まとめ
「一回は妊娠・出産を経験してるんだから大丈夫だろう」と思っていたら「こんなに大変なの!?」とびっくりするのが第2子の出産でした。
私の場合は長女が6歳の時に次女、次女が二歳の頃に三女が生まれたので、まだまだ「一緒に遊ぼう」「抱っこして」「おんぶして」と甘えたい盛りでしたし、とにかく可愛くて仕方のない時期だったので、「下の子をちゃんと可愛がられるだろうか」と心配したほどでした。
しかし意外と三人同時に可愛がるってできるんですよね。
そして意外と育児も家事も自分一人で回すことができるんです(笑)
大変なんですよ、家事育児。
だけど子供が可愛いのでスーパーウーマンにでもなった気でしょうか、楽勝ではないですができちゃいます。
そして私が心が折れそうなほど疲れたときに限って、子供がお尻出したりして笑わせてくれるんですよね。
だからお母さんはへっちゃらなんです(笑)
ちょっと根性論みたいになってしまいましたが、あなたの笑顔が子供の笑顔を作っています。
お母さんが笑っていれば、子供も笑顔の多いステキな子に育ちますよ。
そしてあなたの頑張りを見て心が成長し、いつしかあなたを支えるステキな家族へと育ってくれます。
妊娠中の育児は本当に大変ですが、乗り越えてこそ見えてくる幸せがあります。
ご飯食べて寝てりゃ~死ぬことなんてありません。
「なんでもこい!」という気持ちでドンと構えて、大切なマタニティライフをおおらかな気持ちで過ごしてくださいね。
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