母乳がでない…増やしたい!と悩んだとき

マイマイ先生
現在進行中で母乳育児中のマイマイです。

母乳で育てていると、いろいろな困難にぶつかることがあるかと思います。

母乳でもミルクでも母の愛は同じ

様々な理由から、母乳ではなくミルクで育てているお母さんは多くいらっしゃると思います。
私も5番目の子供を、途中からミルクで育てました。
そこで、思うことは母乳であろうと、ミルクであろうと、
母は同じ子供を愛する存在で、子供を大事に思っているということ。
子供が大きくなる手助けをする、それが母の努めです。
その母の努めは、ミルクであっても、母乳であっても全く同じ働きをします。
母乳を止める決断をしても、どうか罪悪感やマイナスの感情を持たないで欲しいなと。
自信を持って、子供のお母さんをしてもらいたいなと思います。

母乳は飲んでいる量が目で見えない

私は1人目を9ヶ月まで、2人目を1歳1ヶ月まで、3人目を2歳1ヶ月まで、4人目を1歳6ヶ月まで、5人目は6ヶ月まで、6人目は現在進行形で母乳で育ててきました。3人目、5人目以外は全て子供の方から、もう求めてこなくなりました。
3人目は、もうそろそろ良いだろうと思って、私から終わりにしました。

母乳量が足りているか不安に

5人目は、本当に本当に悩みました。
生まれが3kg未満だったこともあってか、とにかくずっと小さく、
4ヶ月検診で、成長曲線の下線をはみ出してしまい、保健師さんのフォローが入ってました。
毎月2回ほど体重を計りに行っていたのだけど、増えない!どころか減ってしまい・・・
病院に受診を、と受診したところで、母乳が出るわけでもなく、体重が減っている以上
「ミルクを追加して」という指導は、受診前から想像してました。
でも、その時すでに6ヶ月。もう今更哺乳瓶の乳首なんて受け付けず、とにかく泣いて嫌がってかわいそうでした。
最終的には、スポイトで2ccずつミルクをあげること数日、味が慣れてきたところで哺乳瓶に切り替えて
なんとかミルクへの移行を成功させました。

当時の状況

母乳の回数が1日4回くらい、夜は20時〜6時まで寝るし、午前中も9時〜12時まで寝て、
授乳の間隔が日中でも5時間くらい空いてました。
日中はニコニコ機嫌も良く、夜はよく寝、足りなくて不機嫌という感じは全くありませんでした。

今6番目も、体重の伸びがあまり良くないことがあり、私も5番目の経験があったので、
毎月保健センターへ計測に行ってフォローしてもらってます。

母乳の出ている量を知りたい時にやる4つのこと

母乳の出ている量を知りたい時
母乳がでている量を目で見ることはできません。
搾乳をしても、赤ちゃんが飲む量と同じではありません。
では、どうやって母乳が出ているかを知ることができるか?
私が実際にやった方法をご紹介します。

この4つです。

  1. うんちの量や回数をチェックする
  2. おしっこの回数、量をチェックする。
  3. 体重測定できる場所(1g単位で計測できる体重計)で授乳前後の体重を測定する
  4. 母乳外来、母乳マッサージ等のサービスを利用する。

うんちの量や回数をチェックする

基準値はありません。人と比べるのではなく、順調に育ってた時期と比べてみましょう。
我が家の5番目は生後すぐは2〜3日に1回だったのが、4ヶ月頃から1週間に1度程度しか出ていませんでした。
ウンチが出る頻度が落ちても、一回で出る量が増えた!というのであれば、そこまで心配ない場合もあるので、
回数、頻度だけでなく、量も合わせてチェックしてみてくださいね。

オムツの重たくなり具合をチェックというアバウトな計測方法。
ですが、スケール(計り)で測って、その重さから新しいオムツの重さを差し引いて、
純粋におしっこをした量をチェックするという手もあります。

体重測定できる場所(1g単位で計測できる体重計)で授乳前後の体重を測定する。

保健センターなどの公的施設だけでなく、デパートや百貨店でも測れますし、
計測できる場所と授乳室が同じ場所である場合もありますので、そういう場所を選ぶと良いかもしれません。
授乳間隔を普段通り開けて、体重測定→授乳→体重測定して、
授乳後の体重から、授乳前の体重を引いてください。

母乳外来、母乳マッサージ等のサービスを利用する。

2人目、3人目だと中々忙しくて、自分のことはそっちのけ、受診なんて。という方も多いかと思いますが、
私は母乳を専門にお仕事をされている方にお力を借りたことは、想像以上にプラスに働きました。
少しでも良い効果があれば良いな、くらいなスタンスで、一度相談してみるのはいかがでしょうか?

私は5番目の時には、1つ目と2つ目しかしませんでした。
それで足りないと判断され、ミルクに切り替えた後、大学病院小児科にかかることがあり、
そこの先生に、状況を話したら「あーそれ、足りてなかったわけじゃないと思うよ」と言われ
それはそれは、悲しかったというオチがついてます。

6番目の時に、ようやく3つ目と4つ目までやりました。
その感想は…5番目の時にもやっていれば良かった。

ミルクへの切り替えのアイデア

母乳になれて、哺乳瓶を使わずに来た赤ちゃんは
3ヶ月目くらいから、哺乳瓶を嫌がるんじゃないかと思います(我が子たちはみんなそんな感じでした)
それでも、途中から止むを得ず、ミルクに切り替える時に
「ミルク飲んでくれなきゃ困るのに、哺乳瓶受け付けてくれないともっと困る〜!」
となるんじゃないでしょうか。
私が5番目の時に、試行錯誤やったアイデアをご紹介します。

1、ミルクをスプーンであげる (嫌がって手で跳ね退けられて、次の手段に)

2、小さな器をコップにしてあげる (これまた嫌がって口を背けて、次の手段に)

3、哺乳瓶の乳首をつけて、ミルクを入れて、乳首を指でしごいて、口にシャーと噴射してあげる

4、スポイトで少しずつ頬の内側に沿わせてあげる

結果的に、4に落ち着いたのですが、
スポイトは、薬局で頂いたものです。シリンジ(注射器)をもらえる薬局もありますよね。
スポイトは、片手で吸えるし、ゆっくりじわ〜っとあげることが出来たのが良かったと思います。
デメリットは、中まで洗えないこと。
食器洗剤を吸わせて、振って、洗って、漂白剤につけてました。
それでも、見えない汚れが蓄積していくと思うので、
薬局に事情話して「買いますので」って言ったところ、
ありがたく無料でたくさん頂けました。

泣いてると、気管に入ってしまってむせこむ危険があるので、
抱っこしたり、あやしたり、泣かないシチュエーションでやりました。
もちろん、最初は何をやっても、ミルクを口に入れたら泣いたので、
最初は少量のみ。味を知ってもらう程度で、何度も繰り返しました。

泣かなくなってきたら、哺乳瓶であげる→飲まない→スポイト登場
とまずは哺乳瓶であげてみる、ということをやりました。

根気のいることですが、頑張ってみてください!

母乳とミルクどっちが良いの?

私の周りには、
・お酒飲みたいの我慢できなくてミルクに切り替えた!
・たばご我慢できなくてミルクに切り替えた!
・歯が出てきてかじられるから、ミルクに切り替えた!
・預けるからミルクに切り替えた!
いろんな理由でミルクに切り替えたお母さんがいます。
もちろん、出なくて、や上手く飲んでくれなくて、などもあります。

私もミルク、母乳両方経験して、どっちもメリットデメリットがあると感じました。

ミルクのメリット

・預けられる
・母休める (これ大事!)
・飲んでる量が目に見えて安心
・飲んでる時間、母は別のことができるので、時間的に楽
・パパや上の子があげることで、赤ちゃんへの愛情がより増す

母乳のメリット

・外出時荷物少ない、忘れ物あってもなんとかなる
(5番目の時、哺乳瓶忘れて出かけたことあって、それはそれは大変でした)
・経済的
・食べるものなど、体に入れるものを気遣う

こう書くと、母乳のメリットが劇的に少ないことが気になるのですが(笑)
それでも、今回も母乳で終えたい!と私が思うことは、ただ一つ・・・
ミルクが面倒くさいと感じていたため。
ミルクを作る、冷ます、哺乳瓶洗う、乳首洗う
外出時の荷物も同様に。外出の多い私としては、体一つで足りる母乳が楽で。

だから、それぞれのメリットを考えて、こっち!と採用するのは、ママ次第。
どっちが子供にとっては、ママが笑顔で幸せでいてくれる選択肢が一番良い選択肢。

おっぱいマッサージ

1人目の時から名前は知っていたけれど、
どんなことをするのか、まるで想像がつかず、
効果があることも想像がつかず。
乳腺炎のお母さんが行くためのものだと思っていたこともあり、
母乳が出ているか不安な場合にも、行くべきところだということを、
5番目の母乳が終わった1ヶ月後に知った私。

桶谷式おっぱいマッサージ

私は、友達の勧めで「桶谷式おっぱいマッサージ」をしている助産院にお願いしました。
マッサージの時間は1時間程度。
赤ちゃんと一緒に訪問して、赤ちゃんを抱っこしながら、
横になってマッサージを受けます。
痛みは適度にあるけれど、我慢できないとか、叫んじゃうとか、全くそんなほどじゃなくて、
助産師さんと会話しながら受けられる感じでした。

おっぱいマッサージの効果とその後

1ヶ月で50gしか体重が増えなかった6番目の子供が、
マッサージを受けて2週間で300g増えるようになったり、
1週間に1度しかウンチが出なかったのに、毎日ウンチが出るようになったり。
本当に効果を実感しました。

まとめ

子供の授乳期間は母の人生においても、子の人生においても、ほんの一瞬の出来事です。
その期間を、十分楽しんで、後悔なく、笑顔で過ごせることが一番だと思ってます。
その方法が、ミルクであっても、母乳であっても関係ないのです。
一番重要なことは、母と子が笑顔で、楽しく過ごせるか。

もしも、母乳が出なくて困っていて、かつこれからも母乳で育てたい
と考えているのならば、母乳に関することを専門にやっているエキスパートに
相談、受診することを強く強くお勧めします。

楽しい育児を!

マイマイ先生

11歳から0歳まで6人出産し子育て中のママです。目標の看護師になったのに、子どもとずっと一緒に居たくて在宅ワークへ転向中。子どもは沢山の事を教えてくれます。未体験・新しい考え方を与えてくれるかけがえのない存在です。

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