「転職しよう!」と考えたときに悩んでしまって前に進めないのはどうしてなんでしょう。
そこにはあるたった一つの理由があるのです。
今回はそのたった一つのこととは何かというのを考えてみたいと思います。
目次
人生は決断の連続!
人生は決断の連続といえます。
普段、何気ない日常の中で沢山の決断をしているはずです。
あなたが今日、会社に行ったのも決断の結果です。
今このホームページのこのブログを読んでいるのもあなたの決断です。
家でビデオ見たり友達と遊んだり旅行に出かけたりするのも決断です。
私たちが意識している意識していないにかかわらず決断をしているのです。
時には大きな決断をしなければならない事もあります。
私たちが考える決断とはこのような大きな決断の場合が多いのかもしれません。
今日は決断するということを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
決断の決は決めるということ
決断の決と言う事は決めると言うことです。
決めると言うのは比較的簡単にできる事だと思います。
決めると言うのはあなたの利益になる事だと思います。
また決めると言うのは希望だと思います。欲求とも言えます。
ご飯を食べる、仕事に行く、遊ぶ、寝るそれぞれ、普段の私たちは意識しないうちに事を決めています。
意識しなくても物事を決める事ができるのは、この後にお話する断つということが比較的楽だからではないでしょうか。
では、大きな物事を決める時に、なかなか決めることが出来ないのはなぜでしょうか。
決断の断は断つということ
普段の私たちは、色々なことを比較的簡単に物事を決めながら生活しているとお話しました。
物事を決める。その中でも大きい決め事として就職する、結婚する、車を買う、家を買う、転職するなどがあります。
これらの事はただ決めるだけではなかなか事が進みません。
事を進めるためには次にお話しする断つということを考えなければなりません。
決断の断は断ち切ると言うことです。
何かを決めたときには何かを断っているはずです。
友人と食事をすると決めた時あなたは何かを断っているはずです。
例えば、独りでビデオを見るとか仕事をするなど、何かを断って友人と食事をしているのでしょう。
仕事をしている時はもちろん、遊んでいる時も寝ているときも、何かを断っているはずです。
普段、日常で何かをするために断ち切っていることは、あなたにとって些細なことなのかもしれません。
意識しなくても断ち切ることに躊躇しない、本当に些細なことなのだと思います。
ですから日常のことはスムーズに決断でき、スムーズに事を進めることができるのです。
ですが、大きな決断になればなるほど、この断ち切ると言うことが大変になってきます。
家を買うとき断ち切らなければならないのは、主にそのお金で他に使うことができた遊びだったり買い物だったり、また更にお金を稼ぐ必要がある時に費やす時間だったりじゃないでしょうか。
このように決めたことの内容が大きければ大きいほど断ち切るものも大きくなります。
断つと言うのは不安になることだと言い換えることができると思います。
今までできていたことができなくなる不安、そこにあったものがなくなってしまう不安、そのようなことじゃないでしょうか。
決断を出来ないとき
決断できないときというのは大抵断つことが出来ないときなのではないでしょうか。
例えば転職の場合はどうでしょう。
わたしの場合は、まずお金でした。
転職直後は給料が今もらっている給料よりも少なくても、後々にでも今もらっている給与よりも多くもらうことが出来るのか。
また、給料が入ってこない期間というのも発生するのでその間はどのようにして生活するのか。
など、今の安定した給料を得る環境を断つことを決めなければなりませんでした。
特に40代ともなると、なかなか転職先が見つからないのではないかなどと不安のほうが大きかったかもしれません。
40代の転職は、時間や人間関係の不安よりもお金の不安のほうが大きいのではないでしょうか。
子供の進学や家の修繕など、お金のかかるイベントが目白押しなのが40代です。
そこで、決断に迫られた時、まずは何が目的なのか、何をやり遂げようとしているのか。
決断の”決”というものを考え、次に何を断たなければならないのか考えてみましょう。
お金なのか時間なのか人間関係なのか、他にも色々考えられますがその障害や不安と、もう一度向き合ってみましょう。
その障害や不安を取り除くかまたは軽減出来るような行動や考えができたなら、その”断つ”ということも出来るようになるのでしょう。
準備が大事
何かを断つということは不安になりますよね。
その不安を解消するためにも準備は必要になるでしょう。
例えば、転職を考えている時に転職後の収入が減るのではないかということも考えられます。
収入が減ってしまうと生活が苦しくなってしまい、最悪の場合は路頭に迷うんじゃないかなどと悩んでしまうかもしれません。
もしそのような不安でしたら、少しずつでも良いので貯蓄などをしてお金を貯めておけば、少しは不安が取り除かれるのではないでしょうか。
不安に思うことを少しずつ減らしていくことで、決断するということが少しは容易になるのではないでしょうか。
まとめ
決断というのはただ、やりたいことや望んだことを決めるだけというものではないのだと思います。
特に大きな物事に関しては、断つということのほうが難しくなかなか決断に至らないことも多いでしょう。
決断する時、それはもう一度、自分を見つめ直すということなのかもしれません。
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