11歳から0歳までの6人の子供を育てるマイマイです
それ以降はあまり変わらないのよねぇ
1人で泣いてたのを今でも思い出すわ…
※次男誕生9日後の私の育児日記の抜粋です※
目次
2人目を出産した直後に襲う不安感
私が2人目を出産した時、1人目は1歳10ヶ月でした。
おしゃべりも出来る、意思の疎通が取れる状態でした。
2人目を生んで、病院にいる間は特に何も思わなかったのに、
退院する、明日から3人だ・・・となったときに
すごい巨大な不安の塊がドドーンとやってきた感じでした。
上の画像は、2人目を出産した9日後の日記です。
当時のブログを引っ張り出してきました。
慣れるまではとにかく日中が不安でした。
・なんかわかんないけど、自分に出来るんだろうか、という得体の知れない不安
・1人目に寂しい思いさせたらどうしよう、という1人目を不憫にさせないかという不安
・自分は1人しかいないのに、2人をどうやって面倒みたらいいんだろう、
という未知の世界に突入する不安
とにかく不安でした。
そんな不安不安な私でも、なんやかんやで6人も今子供がいるなんて
当時は考えもしなかったことです。
(なので、みんな大丈夫!と言いたいです(笑))
親1人、子2人育児スタート
実際にスタートしてみたら、それはそれは1日が12時間くらいに感じるほど
忙しく、あっという間に終わる毎日でした。
2人目のオムツを替えていたら、1人目もウンチをし、
交換してたら、おっぱい〜って泣かれ。
おっぱいあげてたら、「ママーこれやってー」と呼ばれ、
2人目が昼寝して、ようやく少しゆっくり出来る!と思ったら、
ドンガラガッシャーン!1人目がおもちゃを落として2人目起きる・・・とか
とにかく、育児は思い通りにならないけれど、それが子1人だった時の数倍、痛感させられました。
私は1人しかいないのに、2人の欲求を満たすなんて!
あれもこれも、大変大変!と思って余裕をなくしていたんだろうなと思います。
2人目が歩けるようになるくらいまでは、1人目が魔の2歳児だったことも手伝って
イライライライラ、ガミガミ母ちゃんだったな、と今になって反省してます。
赤ちゃん返りしないための工夫
少し慣れてくると、時間の使い方や効率的な過ごし方とかを身につけてきて、
徐々に2人いることの楽しさをどんどん感じていったのを覚えてます。
いくつか、私が実際にやったことをご紹介します。
上の子にお手伝いをお願いする
子供って手伝いを任されるのって好きじゃないですか?
うちは11歳になってもまだ好きなようなのですが。
2人目が生まれてからは、上の子にとにかく下の子に関係することを意識的にお願いしました。
例えば・・・「下の子のおむつ持ってきてくれる?」
「ボタンポチポチ付けてくれる?」
「おもちゃガラガラ鳴らしてあげてくれる?」
と下の子に積極的に関わらせるお手伝いをしてもらいました。
そして、その結果がどんなものでも褒める。
あと、もっと大事なのが、
「今、やってくれてありがとう!って言ってくれたね」とか
「〇〇(上の子)が好きって笑ってくれたよ」とか、
こじつけだけど、下の子が上の子に感謝してるよと伝えること
これが、きっと喧嘩もなく、赤ちゃん返りもなくこれた要因だと思ってます。
第三者褒めを使う
お願いしてやってくれたら褒める!はもちろんのこと。
それだけではあきたりません。
自分の母に、こんなことがあって、とっても偉いんだよ。と伝える
そして、上の子に会ったときに褒めてあげてね〜と根回しする。
パパが帰ってきたら、上の子が聞いてないところで「こんなふうに褒めてあげて」と
パパがいなかったときの出来事を、ママから聞いた体で褒めてもらう。
心理学でも直接褒められるよりも、
第三者から褒められると嬉しいことは証明されており、(ウインザー効果というみたいです)
大人でも、子供でもその嬉しさは同じだと思ってます。
ママからはその時に褒める、他の人からは後からどんどん褒めてもらう。
これで、”本人の意思で”どんどん「上の子」になってくれます。しっかりしてくれます。
赤ちゃんが好き、弟妹が好き!弟妹がいる自分が好き!になってくれます。
信頼する
子供って大人の気持ちを驚くほど汲み取りますよね。
大人以上に大人の声色や表情、出す雰囲気に敏感な気がします。
なので、親が子供を信頼していないと、もちろん伝わります。
私は、上の子を信じて、下の子を任せるということをしました。
もちろん、預けてどこか行くとかじゃないですよ。
「ママご飯作るから、作っている間、〇〇(下の子)と遊んであげてくれる?」とか
「ママ車運転してて、〇〇(下の子)のこと見られないから、泣いたらよしよししてあげてね」とか
そんな感じで、”上の子に任せる時間”を作りました。
母が頑張れば、下の子をおんぶしてご飯の準備をしたりも出来ると思います。
その方が下の子は泣かないし、上の子が下の子に意地悪してないかな?とか
そんな心配もしなくて済みます。
でも、そこは、グッと心配する気持ちを抑えて、上の子を信頼して任せてみましょう。
最初の「お手伝いをお願いする」と一味違うところは【信頼して】任せることです。
「ママいないと出来ない〜」とか言ってきたりするかもしれません。
はい、チャンス。
「ママはいつも〇〇(上の子)は〇〇(下の子)に優しくしてくれてるの知ってるから、絶対出来ると思うな〜」
「〇〇(上の子)が〇〇(下の子)と一緒に遊んでくれたら、ママ嬉しいな〜」
と。
ヨイショの連続でいいので、褒めて褒めて、自信をつけて、やってもらう。
出来た。もっと自信になる。
これを期待してます。
それを重ねていくと、次は子供から
「〇〇(下の子)見ててあげるから、ママご飯作ってていいよ〜」とか
一丁前に言ってくれます。
上の子タイムを作る
そんなことは言っても、上の子だって意識的にも、無意識的にも我慢の毎日です。
それまでは自分1人がママの子供だったのに、今やママを分かつ相手がいるんですもの。
弟、妹が存在するだけで寂しさ、ストレスを抱えてるものです。
それなのに、自分のことを見てくれている時間が必然的に減るわけです。
そりゃ、子供にとってはもう辛いの一言でしょう。
それを理解してあげること。
そして、パパや周りの力を借りて、ママと上の子の2人きりタイムを作ること。
下の子を見ててもらえる時間があったら、
いつもは出来ない、ママと手をつなぎながら散歩、ママと手を繋いでお昼寝
ママとお買い物、抱っこ、かけっこ。
長時間じゃなくてもいいんです。一瞬の「幸せ!」の積み重ねでいいのです。
パパがお休みの日はもちろん、仕事から帰ってきたらとかも出来ます。
あとは、わざと下の子を使って上の子タイムを作ったりしました。
これ、下の子を抱っこしてるときに
「〇〇(下の子)は置いて僕・私を抱っこして〜」と来たときにも使えると思っております。
下の子を少々放置します。下の子はギャンギャン泣いてます。
母は上の子をギャンギャン泣いてる下の子が見えるところで抱っこします。
ちょっと待ってから「泣いてるね。どうする?」と上の子に問うてみます。
上の子も泣いてる=かわいそうという感情はあります。
でも、葛藤があるのです。
下の子が泣いててかわいそう。でも、僕・私だって・・・と。
なので、少し時間がかかるかもしれません。
でも、泣いてる下の子をみて、
ママの手を下の子の方に持って行ったり、
「抱っこしていいよ」と言ってくれると思います。
その時は、最大限の笑顔で
「ありがとう!下の子がねんねしたら、抱っこするからね!」と約束して感謝します。
(下の子の要求がオムツならオムツ変えたら、
おっぱいならおっぱいあげたら、上の子に付き合ってあげたらいいと思います)
母は泣いてる下の子を放っておくことにかなりの抵抗があることでしょう。
(※重要※ 絶対目の前に置いてくださいね!)
でも、泣いてる=生きてる。
泣いてるだけなら大丈夫。
くれぐれも目を離さないで。
下の子が泣いててかわいそうだけど、上の子のためと思ってぐっと堪えてくださいね。
上の子の葛藤を待てずに、下の子を抱っこしたりするよりは、
一度、二度でいいので、ぐっと堪えてやってみてください。
大事なことは、時間がかかっても、
葛藤の末、自分はいい判断をしたんだと感じてもらえるように仕向けることです。
そんな1歳や2歳が「自分がいい判断したな」なんて思うわけないでしょ
って思うお母さんもいるのでは?
でも、本当に子供って、
大人が思ってる以上に色々思ってるし、感じてるし、考えてますよ。
「まだわかんないから」と思わず、上の子を信じてあげてくださいね。
言葉の力を借りる
前述しましたが、上の子にとっては下の子の誕生は脅威です。
パパやママ(特にママw)を下の子に取られる!
自分は捨てられてしまうんじゃないか!と。
(そこまで思ってはないと思いますが、子供の脅威を感じてもらうための脚色です(笑))
母にとっては平等に愛を注いでいるつもりでも、
子供にとっては、下の子ばかり可愛がられている!と感じてしまうものです。
特に生まれてすぐの時は、それはそれは、近付いてくる人みんなが
「かわいいね〜」と言って、自分ではなく、弟や妹に手を伸ばすんですもの。
今までは、その「かわいいね〜」を自分1人で一身に浴びてきたのに、ですよ。
それはそれは、世界が変わってしまったんじゃないかという恐怖を覚えていると思います。
だから、母は言葉の力をフル活用してください。
「世界中でこんなにかわいい〇〇(上の子の名前)はいないよ〜」と抱きしめてみる
「一番かわいい〇〇ちゃん〜!」と呼んでみる
「なんでこんなにかわいいの?」と尋ねてみる
とにかく、それまで以上に「愛の言葉」を囁いてください。
そして、これまでと違って気をつけなければならないのは、下の子の存在。
「〇〇(上の子)の方が〇〇(下の子)よりもかわいいよ!」と嘘でもほんとでも言わないことです。
これを言ってしまうと、上の子が下の子を見下すようになります。
仲良し兄弟になれなくなっちゃいます。
これをして、10歳過ぎまで中々仲良しになれなかった兄弟も知ってるので、言葉の力は凄まじいです。
私は「世界の〇〇(上の子の名前)の中で一番かわいい!」と上の子に、
「世界の〇〇(下の子の名前)の中で一番かわいい!」と下の子に言ってみたり、
上の子に「一番かわいい〇〇ちゃん〜」と呼んで「はーい」と返事があったなら
次は「実はもう1人一番かわいい人がいます!!!」と謎のクイズをしてみたり。
大人は一番が2人いるなんておかしいでしょと思うかもですが、
子供は一番が2人でいいんです。
小学校低学年くらいまでは「一番好きな男の子」が2人いたりしませんでしたか?(笑)
少し子供がおしゃべりできるようになると、不安からか
「僕・私と弟・妹どっちが好き?」と聞いてくるようになるかもしれません。
そんな時は、「弟・妹と仲良く遊んでる〇〇(上の子)が大好き!」と
返事になってないだろ!と大人ならツッコミたくなる返事をします。
でもこれ、話をそらしてるわけじゃないんですよ。
下の子がいてこそ、あなたはもっともっと愛されてるんだよと。
1人の時よりも、ずっとずっと愛してるよと伝えることです。
「弟・妹が生まれた後の〇〇くんはどんどんカッコよくなったよね」
とかね。
お世辞じゃなくて本当に、下の子が生まれた後の上の子の方が、私は大好きです。
下の子が生まれる度に、どんどんどんどん優しくなっていき、大人になり、強くなり
今や1人目の子はお父さんよりお父さんしているかもしれません。
そんな1人目の子が愛おしくて愛おしくて。
子供に対する不甲斐なさとか、自分責めたり、辛いこともあるよね。
スーパー母ちゃんにはなれないよね。
私もいまだに毎日イライラしたり、あーごめんと反省したり、後悔したりだもん
って大事だったりするよね
母のイライラを減らすための工夫
母のイライラは子供に伝播します。
イライラしてると、赤ちゃんは不機嫌になり、おっぱいの出が悪くなり、
上の子もストレスを感じるようになります。
母のイライラは百害あって一利なしです。
そんな母のイライラ、解消法ではなくて、
そもそもイライラしないようにしよう、という工夫です
ちなみに、私自他ともに認める「イライラ屋さん」です(笑)
ほんっとすぐイライラしちゃいます。
なので、なかなかその工夫も難しかったりしますが、
そんな私でも、出来る工夫を、本当に少ししかないですが、ご紹介。
プラスの要素に考え方を転換する
子供が何かをこぼした、おしっこを漏らした。
あーイライラするわ!!!
でも、待った。最近床の水拭きなんてしてなかった。
これは、掃除だね。あーら、床がきれいになった!と
こぼした事ではなく、最近やってなかった床の水拭きを気付かせてくれた事に
自分の気持ちを転換させます。
「あーキレイになった!」とこぼした後に母が言ったら、子は救われますよね。
これ、未だにやります、私。
代替になっているものを考える
子供がお手伝いをしてくれて、食器をガッシャーン!!
気をつけてねって言ったでしょ!!
となる。なりがち。はい。ほんとなりがち。
でも、ここで怒るのか?起こらないのか?
怒ったら→もう手伝わない、手伝うのが怖いとなる。
食器は1つ100円で買える、、、これからも手伝ってもらった方がいい。
そうだ、食器なんて捨てた後に買えばいいだけだわ。
「大丈夫だった?お皿はまた買えばいいから大丈夫だからね。またお手伝いしてね」
はい、アンガーマネージメント。
子供の行動の裏を読む
上の子が下の子をペチペチ叩いている。
おもちゃを取ってイタズラをしてる。
「こら!!何してるの!!」となる。けど、待てよと。
「どうして叩いてるんだろう?」といろんな方面から考えてみる。
怪我をしない範囲ならジーっと見守るのも手。
ペチペチ叩いてるのを「見てるよ〜」という存在感は出しつつ
特に口を出さないという、やってる方からすると怖いですよね。
叩く手を止めたなら「どうして叩いてたんだろう?」と冷静に聞いてみる。
結構「なるほど!!」っていう回答が子供からあったりするもんです。
そういうの、すごく面白い。
大人の目線だけで見てたら、意地悪して叩いてるだけにしか見えないのに、
本当は違ったりすると、自分の浅はかさと物事の深さに面白さを感じる。
イライラしないで、物事を俯瞰して見てみようっていう方法です。
パパにサンドバッグになってもらう
イライラしない工夫と書いていながら、
これに関しては、がっつりイライラした後の工夫(笑)
次なるイライラを生まないための工夫です、これ。
私は素直に言える人なので「めっちゃイライラしてるんだけど、どうにかして」
とか「ちょっとパンチさせて」とか(笑)
実際にパンチはしないですよ。
それをいうと、「なんでパンチされなきゃいけないの!」って
お互い笑いが起こるんです。
とにかく、パパは母を笑わせてさえくれればいいです。
それ、パパの帰宅直後の仕事。笑うとだいぶイライラ楽になります。
これ、私毎回できてるかって聞かれたら、自信を持って答えます
「出来てません」
10回に1回出来てるかどうかってくらいです。
でも、それでいいと思ってます。10回が9回に減ったんですもの。
毎回できる必要ない。母だって人間ですから。
イライラを子供にぶつける事だって、そりゃありますよ。
逆に、子供にイライラを全くぶつけた事ない母さんなんているのかな。
私も子供の時には「大人ってなんて不条理な生き物なんだ!」と思ったものです。
「不条理」という言葉は使ってなかったと思うけど、
5歳の時点で心からそう思ってました。
そして、イライラを解消するために母だって息抜きしてください。
1人で頑張りすぎないでください。
シングルマザーで頑張ってるお母さんは本当にすごいと思います。
旦那さんに頼れないお母さんもいる事でしょう。
そんな時は、託児所や一時保育を活用してもいいと思います。
遊ぶために預けるなんて!っていう人、いるかもしれませんが、
母が子供を預けてストレス解消して、子供と笑顔で過ごすのと、
母がストレス抱えて、笑顔なく、子供にはイライラしながら過ごす事
どっちが良いの?って聞くまでもないと思う。
たまに「自分が欲しくて子供作ったくせに、子供がイライラの原因とかよく言うわ」
と言うお方がおられます。
へぇ。なるほど。
そう言う人って、子供をものだと思ってないかね?と思う。
生き物ですから。流動的なものです。日々刻々と状況が変わります。
子供がいると大変だと言うことを理解して産んでも、
大半が「こんなに大変だとは思わなかった」と言うんじゃないでしょうか?
それくらいに、子育ては想像の域を超えてると思うし、
産み育てるまでは想像が出来ないものだと思います。
それでも、子供を産んで育てることは、他にはない貴重な時間・ことだと思うし、
めちゃめちゃ重要なことだと思います。
子供を預けるのはかわいそうと言う人もおられますよね。
でもそれって、預け先の保育士さんにも、他の預かってる子たちに対しても
だいぶ失礼なこと言ってますよと思うんです。
保育士さんは自信を持って保育しているし、
保育園へ毎日通って預けられていた子が、
大人になって何か”かわいそう”な側面を持っているのでしょうか?
全くそう思いません。
私も保育園へ生後2ヶ月から預けられてたし、お迎えはいつも一番最後でしたが、
先生のことは独り占めできるし、いつも遊べないおもちゃで遊べるし、
おやつはもらえるしと、プラスに感じてました。
かわいそうと思ってる人は、だいぶ視野の狭い方なのかなと。
世の中いろんな意見がありますから、
マイナスの意見ばかりに気を取られなくて良いと思います。
ご自分がこれと思ったものを信じて、
楽しい育児をして行ったら良いと思います。
子育て期間、20年とすると
今人生80年時代ですから、たったの4分の1です。
でも、4分の1『も』ありますから、楽しみましょう。
大いに楽しみましょう。
楽しく子育て期間を過ごすためにはどうしたら良い?を考えてみましょう。
辛い時は、誰かを頼ってください。
子供も、親も幸せになるべき存在ですよ。
コメント