習い事の始めどき〜やめどきまで

スイミング、英語、ピアノ、サッカー、絵画、リトミック・・・
今って本当にたくさんの小さな子向けの習い事がありますよね。
何歳から始めたら良いの?
何を始めたら良いの?
なんて思って焦ったりするママさんもいるのではないでしょうか。

今日は、私なりの習い事の始めどき〜やめどきをまとめてみたいと思います。

習い事の始めどき


小さい子だと0歳から
ベビースイミング、ベビー英会話などなど
やっていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私は周りの方が子供にやらせてるから、という理由で
始めるべきではないと思ってます。

何も焦る必要はないのです。習い事を始めれば何か得があるわけでも、
早く始めた方がいいというわけでもないと思うのです。
物ごとにはタイミング、そして合う合わないというのがつきものですよね。

余談ですが・・・
英語は早いほうがいい
なんてセリフは本当によく聞きます。
私は外国のお友達がいたり、お話ししたりの機会がありますが、
英語は中学英語です。それでも、ちゃんと伝わります。そして発音いいよねとまで言われます。
中学から3年間英語を学校で勉強して、
高校では英語以外の専門の科に行ったので英語はほぼなかったです。

英語は、ただの「ツール」です。
ボキャブラリーも多少は必要ですが、
英語で話すために最も大事なのは、コミュニケーション力だと思うのです。
それは、赤ちゃん期に焦って英語をやらせても得られるものではなく、
母と、父と、周りとのたくさんの愛と
コミュニケーションによって育まれると思ってます。

子供を十分観察する

お子さんはどんなことが大好きですか?
お子さんはどんなことをしている時に一番目をキラキラさせてますか?
お子さんはどんなことだったら時間を忘れて遊んでますか?
そして、大事なのはお子さんはどんな性格ですか?
じっと人の話を聞ける子なのか、チョロチョロと動き回るのが大好きなのか。
100人いれば100通りの性格があると思います。

得意なことばかりではなく、
お子さんはどんなことが苦手ですか?そして、その苦手でお子さんが困ってますか?
または、この先困ることが生じそうですか?
お子さんはどんなことが怖いと感じてそうですか?

その辺りを答えられるくらいまで、
じっとじ〜っとお子さんを観察してみてください。
そうすると、今の子供が求めているものも、だんだんわかってきます。

子供に決定権がある

実際に習い事をするのはお子さんです。
子供の気持ちを一番に考えてあげてください。
お子さんの気持ちを尊重してください。

「やりたくない」というのを、無理にやらせてしまうと、
お子さんの精神面で大きな弊害があります。
もちろん、習い事の上達も見込めないでしょうし、続くかどうかも厳しいものがあるでしょう。

私は子供が「やりたい」と言った習い事以外はさせていません。
その代わり、情報提供は存分にします。

「こんなのがあるんだけど、どう?楽しそうじゃない?」

「一回見に行ってみない?」

「〇〇はこんなことが好きでしょ?だから、この習い事は楽しいと思うんだ」

などなど、子供の性格や好きなことに合わせたおすすめポイントを
過剰なほどに情報提供します。

若干、やりたい!に向かせている部分は否めないところもありますが、
それでも「やりたくない」と言い切る子もいます。それはそれで尊重します。
大事なことは「子供自身が決めた」ということ。
自分が決めたからやっているのか、親が決めた・行かされてるからやっているのか
これ、本当に後々大きく変わってきますので、大事です。

実際に始める前に体験させる

情報提供は前述の通りたっぷりとしますが、
やはり”百聞は一見に如かず”は子供も同じ。
いや、子供の方が見ないとわからないでしょう。

聞いただけだと「楽しそう」と思ったものも、
やっているのをみたら「え!こんなはずじゃなかった」というのは
大いに考えられます。だって経験値が少ないんですから。

なので、そのギャップを埋めるためにも、
体験は存分にさせてあげてください。

お母さんが見に行くだけ、ではなく、しっかりお子さんも体験できると良いでしょう。
そして、体験のあとはどう感じたか?聞いてみるといいと思います。
合わせて、お母さんの感想も伝えてみたらいいかなと思います。

その時の注意点は「やって欲しいなって思ったよ」という意見は伝えないことです。
例えば、テニスの体験に行ったとしましょう(1人目小1の時の実体験)

「先生、とっても優しそうだったね!」
「みんな笑ってたね!楽しそうだったね!」

という感じです。

体験に行ってみて、子供はやりたがったけど、親が「ん?」と思ったパターンもあり得るでしょう。
我が家ではピアノ教室、英語教室でそれに遭遇しました。
ピアノ教室の場合、子供はピアノがやりたい!と言っているのだから
違う先生の体験にたくさん連れて行きました。
そして、私の「いい!」と思う先生と子供の「いい!」と思うピアノ・先生が合致したところにお世話になってます。

親のフィーリングも大事だと思います。
お金を払い続けるのは親ですからね^^;
あとは、経験値が子供よりあるという点においても、
親のフィーリングを無視しないほうがいいと思ってます。

習い事のやめどき

どうしても習い事って
「ここまで続けたんだからもったいない」
とか
「今までの頑張りが無駄になる」
などの考え方から、
ずるずると続けてしまったりしませんか?

やめる基準を子供に決めさせる

子供が始めたい!と思って始めたもの。
やめるときも、子供が決定するべきだと思ってます。

ただ、それは「楽しくなくなったから」とか「友達と遊びたいから」とかでは
親としては困ってしまいます。

なので、我が家では必ず目標を立てて、それを達成したらやめる
という感じで決めさせています。
1人目がそろばんをやめる時には
気持ち的にはもう小3くらいからやめたいという感じで、
やる気があるようには思えず、親としては「お金がもったいない!」と
感じることもありました(通ってはいたけど…ってやつです)

ですが、子供が「4級受かったらやめる」と言った、
その4級が1年後の小4でようやく受かるという…
それまでは、

「自分で決めたことなんだから行きなさい!」
「自分で立てた目標しっかり達成しておいで!」

とかなりハッパをかけて、親も疲れました。
でも、目標達成してやめました。

4級じゃ履歴書に書けないじゃないか、とか
もっとやったらよかったのに、とか
そんな親の意見は一切封印してます。

2人目はスイミング。やめたいやめたい、寒い寒いといい続け
それでも「今の泳法が合格したらやめる」といい
合格するまで、コロナでの休館も相まって
こちらも1年程度かかりましたかね。

クロールしか泳げないっていいの?とか
もっと色んな泳法泳げるようになったらいいのに、とか
こちらも親の意見は一切封印してます。

子供が定めた目標なので、それは達成することに意味があります。
それだけで、やった甲斐があるのです。

やめたいと思った時に目標を定めてもいいと思いますし、
始める!と言った時に目標を定めてもいいと思います。
どちらとも、子供が決めて、親は全面的に尊重する
という姿勢でいたら、オールOKです!

親が助言をしてあげる

これは全然子供にとって行くの辛いだけじゃない?とか
遊んでばっかりいて、やってる意味ある?とか
色々あるでしょう。

こんな時には、親から子供に助言をしてあげたらいいと思うんです。
それは、やめる、やめないに関わらず、です。
その助言をしてやめるか、やめないかを決めるのは子供です。

例えば、「いくの辛くない?〇〇くんがやめたいって思ったらやめてもいいんだからね」
と伝えてあげると、子供は少し楽になるのではないでしょうか。
親はそんなつもりがなくても、
子供が勝手に「ママが喜んでくれるから、この習い事は続けなきゃ」とか思っちゃうものです。
そんな時に「ママは〇〇くんが楽しんでるのが嬉しいんだよ」って伝えてあげると、
「そうか!ピアノをしている僕じゃなくて、楽しんでる僕が好きなんだ」
と感じてくれると思います。(感じてくれるような言葉がけをしてあげてください)

遊んでばっかりいる、身が入ってないようだ
そんな時には、どうしてそのような態度を取るのか、私は子供に聞きます。

・やりたくない?
・遊びたい?
・恥ずかしい?

色んな理由が考えられます。
そこで親の推測ではなくて、
子供にちゃんと聞いたほうが明確な答えが得られると思います。

出来ないからと言った時

「出来ないからやりたくない」
「うまくならないからやりたくない」
こんな理由だった場合・・・

私は子供に
「〇〇は生まれた時から喋れた?歩けた?
出来なかったけど、出来るようになるの!
出来ないままなことはないから、絶対にできるようになるから
〇〇は絶対できるよ。
今までもたくさん出来なかったものが出来るようになったんだから」
と伝えています。

いざやめる時

子供にはここまで出来るようにさせてくれた先生に
ありがとうと言っておいで、と最後に送り出します。
子供自身に、先生のお陰でここまでできるようになったよ
と伝えさせることが最後のシメでは大事かなって思ってます。

まとめ


習い事って何のためにさせてるのか?
よく考えさせられます。
ピアニストになりたくてピアノをやってる
競泳選手になりたくてスイミングをやってる
この類以外の場合は、本当に途中で何度も目的意識を失いそうになりますよね。

私もしょっちゅうなります。
でも、そもそも習い事に意味を求めるのは違うのかもしれません。
というのは、習い事を習っている、続けていること自体に目的があって、
ピアノだったり、スイミングだったりに目的があるわけではないということです。
体を丈夫にしたいからとスイミングを始めたとしても、
スイミングのおかげで体が丈夫になったのか、
成長したから丈夫になったのか、判断はつかないし、
そういうところに目的を見出すのではなくて、

・親以外の大人と接する機会を設けてる
・親以外の大人から叱られる機会を設けてる
・一つのことを続けるという機会を設けてる
・頑張る場所を設けてる
・我慢する場所を設けてる

という「習い事」というトータルの部分に対して
目的意識を持っていけばいいのかなと思ったマイマイでした。

マイマイ先生

11歳から0歳まで6人出産し子育て中のママです。目標の看護師になったのに、子どもとずっと一緒に居たくて在宅ワークへ転向中。子どもは沢山の事を教えてくれます。未体験・新しい考え方を与えてくれるかけがえのない存在です。

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